韓・中・日ポストコロナ物流環境変化に対する協議議論

[写真=聯合ニュース(12日午前、懇談会に出席しているムン・ソンヒョク海洋水産部長官)]


海洋水産部は19日、『第8回韓中日交通物流長官会議』を20日午後2時に開催すると明らかにした。今回の会議は、ムン・ソンヒョク海洋水産部長官と日本の赤羽 一嘉 (あかば かずよし) 国土交通大臣 、中国の李小鵬(リー・シャオペン)交通運輸部部長が各国の首席代表として出席する。コロナ状況を考慮して会議はビデオ会議で進められる。

同会議は2006年9月にソウルで始まった。隔年で開催された韓・中・日交通物流長官会議(閣僚会議)は、これまで △滞りのない物流体系の実現 △環境にやさしい物流の構築 △物流のセキュリティと効率性の調和の3大目標の下、計11の実践課題を推進した。

その結果、海上-陸上複合運送のためのトレーラー相互走行、物流情報共有のためのネットワーク(NEAL-Net)構築などの成果を収め、3国間の物流効率化に大きく寄与してきた。

今回の会議は大きく2つのセッションで行われる。最初のセッションでは韓・日・中3カ国長官がコロナ19と気候変動に対応するための目標を設定し協力を決議する共同宣言文の採択に乗り出す。第2セッションでは物流企業の専門家らが参加し『コロナ以降の物流発展の方向性』をテーマに世界の物流動向を共有し共同協力策を模索する予定だ。

ムン・ソンヒョク海洋水産部長官は、1回目のセッションの基調演説を通じてコロナによる危機を克服し跳躍の機会にするため、韓国で推進している『韓国版ニューディール政策』を紹介する方針だ。また、韓・中・日3国が協力しなければならない物流分野発展方案を提案する計画だ。

具体的には海運物流分野のデジタルおよびグリーン転換のため、韓国が推進しているスマート物流センターやスマート港湾開発、エコ船舶研究開発などの事業を紹介する。滞りのない物流体系への転換と海運物流産業の脱炭素化に向けた3国の物流政策に対する相互協力と技術交流、環境にやさしい船舶開発のための共同研究なども提案する。

第1セッションが終了すると、引き続き「韓・中・日3カ国物流発展フォーラム」が開かれる。フォーラムでは『コロナ以後の物流』というテーマで3カ国の物流企業専門家6人が発表者として参加する。韓国は釜山港湾公社のカン・ブウォン本部長とサムスンSDSのチェ・ボンギチーム長が『コロナ19以降、滞りのない物流に向けた機会と挑戦』『環境にやさしい物流の発展方策』についてそれぞれ発表する予定だ。

海洋水産部のムン・ソンヒョク長官は「韓・中・日経済はこれまで分業と協業を通じて発展してきており、その中でも海運・物流分野の協力は3カ国をつなぐ核心的な架け橋の役割を担ってきた」とし「今後も韓・中・日3国はコロナ危機克服だけでなく、コロナ以降再編されるグローバル物流体系を先導していけるよう努力していく」と述べた。


 
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