双龍(サンヨン)自動車が未来の生存プロジェクトを本格的に稼動する。最初のボタンとして労使相生協力の基盤の下でまとめられた資金と人材の柔軟性、生産の効率性などをもとに、新車開発に乗り出す方針だ。果敢な事業体質の改善と誠実な自助計画で、未来車時代の生存可能性を示すものと期待される。
15日、双竜自によると、初の電気自動車の新車名を「コランド・イーモーション(Korando e-Motion)」に確定し、14日から量産に突入した。
新車名にはコランドブランド価値の継承、電気車(EV)と力動性(Motion)の追求、顧客の感性(Emotion)に充実しようという思いを込めた。
コランド・イーモーションはファミリーカーとして劣らない居住空間と活用性を備えた準中型スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)とも評価される。コランド・イーモーションは欧州市場に先に発売される。8月に船積みし、10月から販売が開始される予定だ。国内販売は半導体など部品の需給状況を勘案し、発売日程を調整するという計画だ。
双龍自は来年発売を目標に、中型SUV「J100(プロジェクト名)」開発を進めている。これを通じて小型SUV「チボリ」をはじめ、コランド、大型SUV「レクストン」までSUVの完全なラインアップを構築する。同時にコランド・イーモーションを筆頭に未来を担う中型SUV電気車、電気自動車ピックアップモデルなどエコカーラインナップも多様化する。
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