SKC、ポーランド工場設立の検討…2025年の銅箔生産量、20万t目標

[SKC、ポーランド工場設立の検討…2025年の銅箔生産量、20万t目標]



SKCが電気車用バッテリーの核心素材である銅箔の生産能力を2025年、20万t以上に拡大する。このため、二次電池の顧客会社の多い欧州や米国に追加投資する。今年中に進出地域を確定し、着工するという目標だ。

SKCの銅箔製造投資会社のSKネクシリスは25日に理事会を開き、年産5万トン(t)規模の二次電池用銅箔工場を欧州地域に建設することにした。また、今後、持続的な投資で、総生産能力を2025年まで20万t以上に拡大していくことにした。

欧州では進出地域としてポーランドを優先的に検討している。SKネクシリスはポーランド政府と投資条件協議を早く終え、進出地域を最終的に決定する方針だ。

主要なグローバル二次電池製造会社4社がポーランド、あるいは隣接国家におり、顧客へのアクセス性がよいという診断からだ。確保可能な敷地もマレーシア工場敷地より広い場所が多いという説明だ。

特に、銅箔製造に必要な大規模な電力を新再生エネルギーで確保することができ、RE100(電力100%を再生エネルギーで使用するキャンペーン)の完全履行が可能である。マレーシア工場で、業界で初めてRE100を履行することにしたSKCは後続投資でもRE100を履行すると明らかにしたことがある。

SKネクシリスは投資地域を確定すれば、すぐに設計、許認可など事前準備作業に着手する。今年、着工に入って、2024年に完工するのが目標だ。

SKネクシリスが急速に設備の増設を推進するのは予想より需要が急激に増えているためだ。エネルギー市場調査会社のSNEリサーチによると、電気自動車バッテリー市場は2025年まで年平均38%成長するものと見られる。
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