現代(ヒョンデ)自動車のチェコ工場が現地で最高の品質経営能力を認められた。
現代自は19日(現地時間)、チェコ産業通商省庁舎で開かれた「2020チェコ国家品質賞」の授賞式で、現代自動車のチェコ工場(HMMC)が「エクセレンス」分野の産業部門で、チェコ現地企業の中で唯一4回連続の最優秀賞を受賞したと21日、明らかにした。
1995年から始まったチェコ国家品質賞は企業の規模と活動の性格などによって、△エクセレンス △スタートプラス △社会貢献 △ファミリービジネス4つの分野に分けて該当企業の品質プロセス、品質満足度、生産性など品質経営と関連された諸要素について評価するチェコ最高権威の品質評価賞である。
同日、現代自が受賞した最優秀賞はエクセレンス分野△産業 △公共 △革新の中で、産業部門で最も優れた成果を出した企業に授与する賞である。チェコ内で3年以上活動した企業を対象と選定する。受賞の効力は3年であり、3年後、再挑戦できる機会が与えられる。
現代自は自動車メーカーとしては初めて2010年、スタートプラス分野で優秀賞を受賞したのに続き、2011年、2014年にエクセレンス分野の最優秀賞を獲得した。2017年にはチェコ現地企業のうち、唯一3回連続のエクセレンス分野の最優秀賞という栄誉を達成している。
現代自は今回、4回連続の最優秀賞を受賞し、名実ともにチェコの自動車産業を代表する企業であり、最高の品質経営企業と認められるようになった。
チェコ3大都市のオストラヴァ周辺のNosovice地域に位置した現代自動車のチェコ工場はハッチバックi30、小型スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)コナEV、準中型SUVツーソンなど現地の戦略車種を生産している。2008年以降、現在までの累積生産約350万台あまりを記録している代表的な欧州攻略拠点だ。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。