ウォン・ドル相場、1ドル=1120台に上昇

[写真=聯合ニュース]


ウォン・ドル相場が上昇(ドル高)を続けている。

11日、ソウル外国為替市場での為替相場は、前営業日より2.7ウォン安ドル高の1116.5ウォンで取引を開始した。一時1120.50ウォンまで上昇したが、午前11時10分現在、1119.60ウォンで取引されている。

これには鉄鉱石など、主要原材料価格が最高値まで急騰したのが影響した。中国の大連商品取引所で10日、鉄鉱石価格は1トン当たり1326元(206.20ドル)を記録し、過去最高となった。同日、シンガポール取引所の6月引き渡し分の鉄鉱石先物価格も1トン当たり226億ドルを超え、史上最高値を記録した。

これにインフレ(物価上昇)への懸念が高まり、リスク資産を好む心理が弱まった。

この日の全体的な流れも1110ウォン後半~1120ウォン前半台で上昇の動きが持続する見通しだ。

ただ、12日夜発表予定の米消費者物価指数(CPI)への警戒感や輸出メーカーのネゴシエーション量流入は、上段を制限する要因となっている。
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