現代グロービス、物流投資の大幅拡大…「新しい20年の準備」

[現代グロービス、物流投資の大幅拡大…「新しい20年の準備」]



今年で20周年を迎える現代(ヒョンデ)グロービスが物流投資を大幅に増やす。今年、物流革新をもとに、新しい20年に向けた基盤を作るという方針だ。

24日、現代グロービスの事業報告書によると、今年の物流事業投資計画の規模は計979億2700万ウォンだ。土地と建物に556億4400万ウォン、機械装置には422億8300万ウォンを投入する予定だ。昨年、投資が行われた金額144億7400万ウォンの約6.7倍にのぼる規模だ。昨年にも250億ウォンで、投資計画を比較的余裕のあるように明示したが、これに比べても4倍ほど増えた数字だ。

新型コロナで、グローバル物流量が減少し、現代グロービスの昨年の売上は前年比9.6%減少した16兆5199億ウォン、営業利益は24.4%減少した6622億ウォンを記録した。今年も新型コロナによる不確実性が持続している状況でも未来に向けた投資を増やしたわけだ。

現代グロービスは今年、「新しい跳躍のための可視的成果の創出」という経営方針で、物流革新に乗り出す計画だ。

同日開かれた株主総会で、キム・ジョンフン現代グロービス代表は"ポストコロナ時代の生存のためにはデジタルを通じた変化は選択ではなく必須"とし、"多様な分野で、デジタル基盤の物流プラットフォーム事業を展開する"と明らかにした。さらに、"イコモスやコールドチェーン、海外圏域別の特化産業群の選択と集中を通じたB2C物流事業などの新成長産業の物流市場拡大に集中する"と付け加えた。

特に、エコカー市場での機会を積極的に模索し、新事業の発掘に乗り出す。キム代表は"未来のエコ社会に備え、水素の物流・流通、電気車(EV)関連充電所の運営、バッテリー流通、性能情報サービスプラットフォームなどEV総合ソリューション事業機会を積極的に発掘することにする"と伝えた。

同日の株主総会で、現代グロービスは新事業を本格化するため、△気体燃料・関連製品の卸売業 △運送装備用ガス充電業 △ロボットの製造・輸出入・流通・賃貸などを新規事業目的に追加する定款の一部改定議案を上程して承認した。

これと関連し、昨年、現代グロービスは「水素供給網の最適化プラットフォーム」特許を出願したことがある。また、HyNet(水素エネルギーネットワーク株式会社)、現代製鉄、現代自動車などと水素運送システムの構築に向けて了解覚書(MOU)を結んだことがある。この他にも産業通商資源省、現代自、LGエネルギーソリューション、KSTモビリティなどと協約を結んで、バッテリー貸与実証事業に参加している。

未来事業に向けた人材スカウトにも乗り出した。現代グロービスは現在、新事業と関連した経歴採用を進めている。EVや水素などエコ事業、スマート物流ソリューション事業、物流プラットフォームビジネス事業などの物流関連の新事業戦略のための人材を拡充する。

現代グロービスは既存の事業でも海外ネットワークの確保に集中し、サービス領域を拡大する。海外の各地域別現地の物流会社とのジョイントベンチャー(JV)、買収、プラットフォームの開発などで、完成車物流の競争優位を強固にするという計画だ。
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