ポスコ・インターナショナルが800億ウォン規模のESG(環境・社会・支配構造)債権を発行する。
14日、ポスコ・インターナショナルは自社が発行する予定の計1500億ウォン規模の社債のうち、800億ウォンをESG債券で発行する計画だと明らかにした。国内の商社業界がグリーン債券を発行するのは今回が初めてだ。
12日、機関投資者を対象に行われた需要予測で、ポスコ・インターナショナルは5000億ウォンの資金を確保、社債の発行規模が拡大される可能性もある。
ESG債券を通じて調達した資金は新再生エネルギー事業、電気自動車部品事業など債権の趣旨に合う領域に利用される見通しだ。
ポスコ・インターナショナルの関係者は"今回のESG債権の成功的な需要予測は当社の持続可能な事業構造と未来の成長性を投資者たちが肯定的に評価した結果"だとし、"今年をESG経営の加速化の元年とし、持続可能な分野の先導企業としての地位をさらに強固にする"と述べた。
グリーン債券の発行を通じてポスコ・インターナショナルはESG関連の動きをさらに加速できるものと見られる。
ポスコ・インターナショナルは持続可能なファーム事業の環境社会政策(NDPE)の宣言、電気自動車向け駆動モーターコアと水素燃料電池分離板事業への参加などESG実践事例を築いている。
社外理事に理事会の案件のほかにも会社の主要争点を常時報告するチャンネルを設置し、経営懸案を随時提供してもらえるように支援したのもポスコ・インターナショナルのESG強化の事例に挙げられる。
このような努力をもとに、ポスコ・インターナショナルは韓国企業支配構造院(KCGS)の上場会社のESGの評価で、2019年、2020年連続で統合等級A+を取得し、ESG優秀企業大賞を受賞などの成果も出した。
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