LGグループ内で人工知能(AI)の研究を担当するAI研究院が国際人工知能学会(AAAI)で研究成果を公開し、世界舞台に成功的にデビューした。
LGはLG AI研究院がAAAIに参加し、カナダ・トロント大学と共同で研究を行った「説明するAI」、「連続学習」分野の論文計2編を発表したと25日、明らかにした。 LG AI研究院が研究成果を公開したのは今回が初めてだ。
LG AI研究院とトロント大学のKonstantinos Plataniotis教授チームで構成された共同研究チームは説明するAI論文を通じ、AIがどんな根拠をもとに結果を導出したのか論理的に説明する技術を説明した。
共同研究チームは既存の技術より説明の正確度・充実度を高め、それを映像認識関連分野で活用できるように開発を進めた。
LGは説明するAI技術が医療、金融、法律などの分野で人間の意思決定を助けたり、代替するAI開発の核心技術と説明した。
説明するAIとともに、AAAIで発表された別の論文のテーマである連続学習はAIがデータを順次学習していく技術である。
AIは同技術を活用し、短期メモリに過去の重要なデータを保存し、新たに学習した内容を土台に、総合的な判断をすることができる。
LG AI研究院とトロント大学のScott Sanner教授チームはデータの重要度を測定する評価値「Shapley value」を連続学習に初めて適用し、従来の方式より学習性能を40%高めた。
これを通じ、AIが学習する時に使用するメモリは減らす同時に、性能は維持・向上させ、この分野の最大の難題をある程度解決したという説明だ。
それはAI学習分野ではデータを学習する過程で、データの量が多ければ、メモリ使用が急増し、少なければ、正確度が落ち、困難を経験してきた。
今回の成果を基に、共同研究チームは昨年、CVPRが開催した「連続学習技術競演大会」に参加し、アマゾン、中国科学院、東京大学など世界的な企業・研究機関を制し、総合1位を占めた。
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