カカオバンク、IPO推進決議・・・「年内に上場主管社を選定」

[写真=聯合ニュース]


インターネット専門銀行のカカオバンクが23日、臨時理事会を開き、企業公開(IPO)推進を決議したと明らかにした。

IPOに向けてカカオバンクは、年内に監査人指定申請および上場主管社の申請手続きに乗り出すことにした。カカオバンク側は、「IPO推進は、持続的な成長に向けた資本拡充の手段として確保するためである」と説明した。

カカオバンクの国際決済銀行(BIS)基準自己資本比率は6月末基準で14.03%だ。これは金融当局の勧告値(14.0%)をかろうじて上回った状態だ。銀行のリスク資産に対する自己資本の割合のことをいう自己資本比率(BIS比率)を高めるためには、リスク加重資産を減らしたり、 自己資本を増やさなければならない。

新型コロナ事態などでリスク加重資産を減らすには限界がある上、営業力を拡大するためには自己資本拡充が欠かせない。このため、カカオバンクのIPOはすでに予見されていた。カカオバンクがIPO推進を決議し、上場時期は来年下半期になる見通しだ。

2017年7月に発足したカカオバンクは、昨年黒字転換に成功した後、今年上半期も453億ウォンの純利益を上げて巡航している。第2四半期だけで268億ウォンの当期純利益を記録し、第1四半期(185億ウォン)に続き純利益の増加が続いている。昨年1年間の全体純利益(137億ウォン)はすでに上回っている。

資産規模は6月末基準で24兆4000億ウォンを記録し、前期比1兆ウォンが増加した。顧客数は1254万人で、昨年末の1134人から半年ぶりに120万人が増えた。
 
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