国民年金、コロナ危機にも上半期の基金運用収益率0.5%

[写真=亜洲経済DB]


上半期の国民年金基金運用の収益率が新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の危機にもかかわらず、プラス(+)を記録した。

国民年金公団の基金運用本部は28日、昨年6月末基準の暫定運用収益率が0.50%を記録したと明らかにした。これにより、国民年金基金の積立金は前年比15兆5000億ウォン増の752兆2000億ウォンとなった。

国民年金公団はコロナ19の拡大と長期化の影響で国内外の金融市場の変動性が大きくなり、一時収益率がマイナス(-)を記録したが、分散投資とリスク管理に支えられて上半期の収益率はプラスに転じたと説明した。

資産別には、韓国の国内株式(-2.41%)と海外株式(-3.46%)で損失を受けた。コロナ19の長期化による景気低迷への懸念で年明けに急落したものの、主要諸国の景気刺激策や緩和的金融政策になどによって回復の勢いを示したというのが国民年金側の説明だ。

一方、国内債券と海外債券はそれぞれ2.13%、7.90%の収益率を記録した。主要国が緩和的な金融政策を展開し、金利が下落したおかげで評価利益は増加した。ウォン・ドル為替レートも上昇し、換算利益も増えた。国内外の代替投資資産も利子・配当収益および外貨換算利益によって4.24%の収益率を記録した。
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