サムスン電子のブランド価値は不動の1位・・・国内最高額の90兆ウォン

[写真=サムスン電子]


サムスン電子がブランド価値評価で1位を占め、韓国で最も高い企業であることを確かめた。2012年から今年まで一度もトップの座を明け渡さず、グローバル企業としての存在感を再び示したという評価だ。

7日、業界によると英国のブランドコンサルティング会社ブランドファイナンス(Brand Finance)が発表した「2020年韓国最高ブランド50」(2020 Top 50 most valuable South Korean brands)でサムスン電子が1位にあがった。サムスン電子は、ブランドファイナンスが韓国上位50ブランドを発表し始めた2012年から今年にかけて一度も逃さずトップの座を守り抜いた。

今年、サムスン電子のブランド価値は計89兆9962億ウォンを記録し、前年比8.1%伸びた。これは90兆ウォンに迫るもので、2018年の調査で記録した88兆8500億ウォンを上回る歴代最高額だ。

ブランドファイナンスはサムスン電子について「韓国最高のブランドであると同時にアジアで最も価値のあるB2Cブランド、そして世界で5番目に高いグローバル企業」と紹介した。

先立ってサムスン電子は、今年1月にブランドファイナンスが発表した「グローバル500大ブランド」でアマゾン、グーグル、アップル、マイクロソフトに次いで5位に入った。

サムスン電子に続いて2位は現代自動車が獲得した。現代自動車の今年のブランド価値は前年比6.2%増の10兆9533億ウォンと分析された。現代自動車のブランド価値はサムスン電子の8分の1水準だ。

このほか、△韓国電力 △SKハイニックス △SKテレコム △新韓銀行 △起亜自動車 △KB金融 △KT △サムスン物産などが「トップ10」に選ばれた。特に、2位の現代自動車から10位のサムスン物産までのブランド価値を全部合わせても57兆ウォンに過ぎず、サムスン電子より低かった。

ブランドファイナンスが発表した2020年の韓国ブランド50社を大企業グループ別に見ると、サムスン系列会社(サムスン電子・物産・SDS・火災・生命・ホテル新羅・SDI)が7社で最も多かった。続いて、現代自動車とSKグループはそれぞれ4社がランクされた。LGグループはLG化学とLGユープラスの2社だけが名を連ねた。

今年、ブランド価値が最も大きく成長したのは、ソーシャルコマース会社のクーパンであると調査結果が出た。クーパンの今年のブランド価値は2兆8000億ウォンを記録し、前年比69.3%伸びた。クーパンはこれに先立ち、2019年にも前年対比ブランド価値が126.9%上昇した。また、△CJ第一(チェイル)製糖(64.8%)△起亜自動車(23.5%)△産業銀行(17.8%)△エッセ(15.6%)などがブランド価値増加幅の上位企業に選ばれた。

一方、ブランド価値が昨年と比べて最も大きく下落した会社はLGユープラスで42.1%減少した。雪花秀(25.8%)、SKハイニックス(23.1%)、現代海上(23.0%)、SKテレコム(20.3%)なども今年のブランド価値が20%以上減少した。
 
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