今年の大学修学能力試験、12月3日に実施・・・新型コロナ感染者は病院・隔離者は別途試験場で

[写真=聯合ニュース]


今年12月3日に行われる大学修学能力試験(修能)には、新しい教育課程(2015改正教育課程)が初めて適用される。問題類型と配点、EBS修能教材および講義との連携率は昨年と同じだ。

韓国教育課程評価院(評価院)は4日、このような内容の2021学年度修能試験施行細部計画を公告した。

修能の受験願書受付期間は9月3日から18日までで、成績通知表は12月23日に配付される。在学生は在学中の学校で、卒業生や検定考試生は願書を出した機関で受けることができる。

黒色のコンピューターサインペン、シャープ、白色の修正テープは試験場で支給される。受験生が個人的に携帯できる物品は黒色のコンピューターサインペン、黒色鉛筆、白色の修正テープ、消しゴム、シャープペンシル替芯(黒色、0.5mm)などだ。

今年は2015改正教育課程が韓国史領域を除いた全領域に初めて適用される。またEBS(教育放送)教材・講義連携率は前年度と同様の質問項目数基準で70%水準だ。

新型コロナウイルス感染症(コロナ19)でオンライン授業が行われ、在学生たちの学力低下への懸念が提起されたが、教育部は修能試験の難易度を調整しないという立場を強調した。パク・ペクボム教育部次官は「修能の難易度を下げたからといって在学生に有利だとはいえない」とし「難易度をどう調節しても受験生の間で有利・不利が生じる可能性があるという教育部と評価院の考えには変わりがない」と述べた。

受験生はコロナ19の拡散防止のため、試験当日マスクを着用するなど防疫指針に従わなければならない。試験室当たりの受験生数も従来の28人から24人に減らす。

試験場当たりの受験生数を2~4人に減らすのが消極的な対処という指摘も出たが、管理可能な範囲内で最善だったという立場だ。パク次官は「受験生数を24人に減らせば試験場と監督者が17%増える」とし「管理可能な範囲で判断した」と付け加えた。

教育部は、一般受験生を対象に発熱検査を実施し、未発熱者に対しては一般試験場で試験を受けさせる方針だ。発熱者は2次検査後、症状に応じて別途試験場で試験を受ける。

感染判定を受けた受験生は、隔離中の病院や治療施設で修能を受ける。また、教育部は修能試験の受験を自己隔離の例外事由として認めた。自己隔離の受験生は、一般試験場と分離された別途の試験場で受験を受けることになる。


 
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