LGディスプレイがメルセデス・ベンツの2021年型SクラスにP-OLED(プラスチック有機発光ダイオード)を供給する。
12日、関連業界や外国メディアによると、今年下半期に公開されるメルセデス・ベンツのSクラス新型モデルにLGディスプレイのP-OLEDが搭載される。
先立って、LG電子は2月、米プレミアム自動車ブランドのキャデラックに38インチP-OLEDを供給したと明らかにしている。
LGDは今年、ベンツ・Sクラスのほか、ベンツEクラスなどグローバル自動車業界にP-OLEDの供給を本格化する見通しだ。
P-OLEDはLGディスプレイの次世代成長動力だ。 デザイン自由度が高いうえ、軽くて、次世代スマートフォンと電気自動車などに主に活用されるものとみられる。
市場調査会社のオムディアによると、LGディスプレイは昨年、全世界の車両向けディスプレイ市場でシェア20%(売上高基準)で、1位に上がった。
LGディスプレイは今年、大型OLEDとP-OLED事業を中心に黒字転換を図るという方針だ。 昨年は1兆3594億ウォンの営業赤字を記録した。
業界関係者は"プレミアム自動車を中心に、ディスプレイの活用度が高まっていて、LGDに機会になるものと見られる"と述べた。
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