食品医薬品安全処(食薬処)は27日、マスクの公的販売を6月末に終了し、今後の実施対策について関係省庁と協議すると明らかにした。
先立って政府は、新型コロナの拡大によるマスクの品切れを解決し、公的マスクを供給するため「マスク及び手指消毒剤の緊急需給調整措置告示」を施行した。
食薬処のヤン・ジンヨン次長は、この日開かれたマスク需給関連ブリーフィングで「7月から公的マスク制度をどのように運用するかについて議論している」とし「これまでの需給量と流通過程上の予測量などを総体的に考慮し、関連省庁と協議する」と述べた。
また、公的マスク200万枚が流通過程で大量になくなったという疑惑については、「集計ミスとみられる」と説明した。最近、公的マスクの流通量が生産量より200万枚も少ないというマスコミ報道があった。
ヤン次長は「この部分については現在、独自調査に着手した状態」とし「数カ月間130枚を超えるメーカーが数十億枚のマスクを生産・出荷・流通する過程を報告したが、報告主体と時期などによって集計の差が生じる可能性がある」と釈明した。
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