性的暴行及び強制わいせつの疑いで起訴された俳優カン・ジファン(43)が、控訴審で懲役3年を求刑された。
14日午後、水原(スウォン)高等裁判所第1刑事部(部長判事:ノ・ギョンピル)は、準強姦及び準強制わいせつの疑いを受けているカン・ジファンに対する初控訴審公判期日を行った。
この日、検察は第1審で懲役刑執行猶予を言い渡されたカン・ジファンに懲役3年を求刑した。
検察は「カン・ジファン氏が覚えていないという主張をしているために、自分の過ちを正面から認め反省しているのか疑わしい」とし、「控訴審に来て準強姦わいせつ部分に対して覚えていないとし被害女性たちの行動で責任転嫁をしている」と求刑の理由を説明した。
カン・ジファンは最終陳述で「私によって傷ついて苦しんだ方々に、心よりお詫びする」と謝罪し、「これまで多くの方々に良い姿を見せるために休まず走ってきたのに、今の私の姿が恥ずかしくてたまらない。一生頭を下げて反省しながら生きていく」と語った。
一方、カン・ジファンは2019年7月9日午後10時50分頃、京畿道(キョンギド)広州(クァンジュ)市五浦邑(オポウプ)の自宅で女性スタッフ2人とお酒を飲んだ後、彼女らが寝ていた部屋に入り、1人に性的暴行を加え、もう1人にわいせつ行為をした疑い(準強姦及び準強制わいせつ)で起訴された。
カン・ジファンに対する宣告公判は6月11日に行われる予定だ。
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