教育部が今月20日に予定された高校3年生の登校日程を再び延期することは検討していないと明らかにした。ただ、登校始業以後、学生の集積度を下げるための多様な方策を講じるという立場だ。
14日、パク・ベクボム教育部次官は世宗政府庁舎で開かれた第15回新学期始業準備推進団会議の結果についてのブリーフィングで、「高校3年生の登校を予定通り進める予定だ」と明らかにした。パク次官は「大学入試の日程上、高校3年生の登校始業をこれ以上遅らせるのは難しいという判断」とし「最近、梨泰院(イテウォン)地域を通じて新型コロナが再拡散しているが、高校3年生の感染事例が明確に現れていないため、登校を追加で延期したりはしない」と説明した。また、「高2以下の学年は、推移を見ながら登校するかどうかを決める予定だ」と付け加えた。
その代わり、登校後の学生たちの相互接触を最大限遮断できるよう、様々な方法を検討していることを強調した。
一方、教育部の調査結果、5月初めの連休期間に教職員の中から新型コロナの感染者が出た梨泰院のクラブを訪問した人は計41人と調査された。しかし、検査結果すべて陰性であることが確認され、1人は結果を待っている状況だ。また、同期間中に梨泰院地域を訪問した教職員は880人だった。このうち641人が検査を受けており、陰性が524人、117人は検査中だ。教育部の関係者は「残りの239人は近いうちに検査を受けるように督励している」と説明した。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。