5月ゴールデンウィークの「一時的な特需」、ホテルリゾートに「空室がない」

  • 国内旅行の予約率90%を超え

[写真=ソノホテル&リゾート提供]


4月30日の「プチョニム(仏様)がいらっしゃった日」から5月5日の「こどもの日」まで続く最長6日まで続くゴールデンウィーク期間の国内ホテル・リゾートが満室に近い予約率を記録して目を引く。連休特需を控えたのに集客集計すら止まった海外旅行専門の旅行会社とは正反対の状況だ。海外旅行の需要はないが、少しずつ状況がよくなっている国内旅行の需要に、旅行業界は回復への期待感を示している。

21日、ホテル・リゾート業界によると、ソノホテル&リゾートが運営するソルビーチ(襄陽・三陟)は、この期間に客室の予約が満室になった。江原道の高城デルピーノと洪川ビバルディパークも予約率95%を上回る。

ハンファホテルアンドリゾートが運営するハンファリゾート雪岳ソラノは、連休期間の予約率が97%に達するという。慶南巨済ベルヴェデーレ(Belvedere)も95%水準だ。

ハンファホテルアンドリゾートの関係者は、「平日の客室予約率は前年に比べて50%水準にも満たない」とし、「連休期間の一時的な特需ではあるが、徐々に状況が良くなるだろうと期待している」と伝えた。

済州地域のリゾート予約率も連休期間中に最大85%まで跳ね上がった。新羅ホテル済州とロッテホテル済州は現在まで70%台の予約率を記録している。フェニックス済州も予約でほぼ埋まった。

済州航空をはじめ、エアプサン・ティーウェイ航空・エアソウルなど格安航空会社(LCC)は国内線の回復に支えられ、4月の済州だけでなく、釜山、麗水など国内線を相次いで増便している。

旅行業界の関係者は、「旅行を無条件に督励できない時点で、国内のホテルやリゾートの需要があるということだけでも有意義な状況だ」と伝えた。同関係者は「国内ホテルと航空券など単品予約を中心に需要が伸びているだけに、今後、状況はさらに好転するだろう」と期待した。

また別の関係者は、「新規感染者数が一桁に落ち、新型コロナウイルス感染病(コロナ19)が安定期に入って国内旅行への期待感が出ている」と伝えた。彼は「実際、海外は年末までも回復が難しいが、国内はこの勢いなら今年の夏のシーズンをきっかけに旅行需要の回復を期待することもできる状況だ」と耳打ちした。
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