​現代·起亜自の欧州電気自動車攻略、間違ったない…「需要爆増」

[​現代·起亜自の欧州電気自動車攻略、間違ったない…「需要爆増」]



現代・起亜自動車が「電気自動車」の核心拠点にした欧州市場の成長ぶりが激しい。 今年の欧州電気自動車(BEV+PHEV)市場は昨年の約56万台から80万台規模へと大幅に成長する見込みだ。 市場拡大に合わせ、現代・起亜車は今年、欧州での販売台数を少なくとも2倍以上増やす方針だ。

■欧州1・2月の電気自動車販売台数は約15万台

11日、エコカー販売統計サイト「EVセールス」によると、今年1月の欧州電気車販売は7万4663台を記録し、昨年同月比約121%増加した。 業界では1月に続き、2月にも7~8万台の電気自動車が販売されたものと推定している。

欧州の主要国で電気自動車の販売が高成長を続けているからだ。 ドイツの2月の電気車販売台数は約1万6000台で、前年比149%急増し、1万3000台を記録したフランスも前年比217%成長した。 スペイン128%、英国117%、スウェーデン95%、イタリア30%、ノルウェー19%なども全般的に高い成長率を見せた。 特にノルウェーの場合、2月の新規登録車のうち、電気車の割合が68%に達した。 約3分の2が電気車であるわけだ。 スウェーデンは電気車の割合が24%だ。

欧州自動車工業協会(ACEA)によると、現代・起亜自は電気自動車の大衆化に支えられ、1月の欧州で期待以上の成績を収めた。 6083台の電気車を販売し、前年同月比約71%成長したのだ。「コロナ」の影響で、世界の自動車市場が低迷したのとは対照的だ。 コナEV(2422台)、ニロEV(1593台)などが販売増加をけん引した。 2月も主要市場で善戦している。 スウェーデンではオプティマPHEV(351台)、ニロPHEV(392台)、ソウルEV(62台)を、フランスではコナEV(414台)、ニロEV(278台)などを販売した。 スペインではニロPHEV(133台)、コナEV(34台)、ニロEV(42台)などを販売したという。

■強力な環境規制…現代・起亜自、17万台販売へ

欧州の電気車市場は今年80万台、来年113万台、22年150万台に続き、25年には320万台に達するものと予想される。 欧州連合(EU)は2030年までに乗用車の二酸化炭素(CO2)排出量を37.5%削減することにし、車両当たりのCO2排出許容量を従来の130g/㎞から今年から95g/㎞に減らす。 2023年には62g/㎞、2050年には10g/㎞にさらに引き下げる。 これを受け、ノルウェーは2025年から100%エコカー販売に突入し、ドイツ・オランダは2030年から、英国は2040年からガソリン・軽油など内燃機関車の販売を中断する。

現代・起亜自はこうした変化に歩調を合わせ、今年、欧州内の電気車販売目標を昨年より2-3倍高く設定した。 イベスト投資証券によると、昨年、現代自と起亜自は欧州にそれぞれ3万4997台、2万8911台の電気車を販売した。 現代自は今年、水素電気自動車(FCEV)「ネクソ」を含め、欧州で電気自動車8万台を販売する計画だ。 このため、今月からチェコ工場でコナEVなど電気車の現地生産にも突入した。 中国内の合弁会社を除いて、現代自が海外で電気車を生産するのは今回が初めてだ。

起亜自も目標値を大幅に引き上げた。 起亜自は昨年11月からスロバキア工場で欧州戦略車種「シードPHEV」を生産し、現地供給体制を整えた。 イベスト投資証券は現代・起亜自が今年、欧州でそれぞれ8万1000台、9万5000台の電気車を販売し、計17万6000台まで市場を拡大すると見ている。

イベスト投資証券のユ・ジウン研究員は"欧州市場は現在、グローバル市場の中で最も強力にCO2排出量規制を課しており、電気車販売量が急成長するだろう"とし、"現代・起亜自のコナ・ニロEVのボリュームが急激に増加し、上半期の大幅な市場シェア拡大が予想される"と述べた。​
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