現代(ヒョンデ)商船が運航中のすべての船舶の船体クリーニング作業を潜水ロボットに代替する。
現代商船は国内の潜水ロボット専門会社であるタスグローバルと協力契約を結んで、潜水ロボットを活用して船舶下部の表面の掃除などを進行することにしたと2日、明らかにした。
船舶運航中、船体下部に各種フジツボ、海藻類、外来種の植物、苔などがくっつくと、摩擦力が高まり、運航速度が落ち、燃料消耗量が増加する。 このため、各船舶会社は定期的に船体下部のクリーニング作業を行っている。
今回、次世代エコ潜水ロボットを導入し、水中作業時に発生しうる事故を予防することができ、環境汚染の防止にも大きく貢献するものと期待される。
従来は船体下部に付着した外来種植物の残骸や剥がれた船体ペイントがそのまま海に流入する可能性があり、国内をはじめ、シンガポールなど一部の海外では港湾内の水中船体クリーニング作業を禁止している。
一方、潜水ロボットで作業する場合、本体とつながったろ過システムで残がい物を陸上精製システムに移して処理するため、外来種による海洋生態系の撹乱と環境汚染を予防できる。
また、より精密なクリーニングが可能なことはもちろん、従来より約40%のコストを削減でき、作業時間も大幅に短縮される。
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