[ニューヨーク株式市場] コロナ19拡散鈍化への期待感に主要3指数が史上最高値

  • ダウ0.94%↑・S&P500 0.65%↑ ・ナスダック0.90%↑

  • 国際原油価格2〜3%台急騰…金価格は強含み横ばい

[写真=AP・聯合ニュース]


12日(現地時間)、ニューヨーク株式市場がコロナ19(新型コロナウイルス)拡散の鈍化への期待感に、3日連続最高値更新の行進を続けた。

この日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウ指数は前場より275.08ポイント(0.94%)跳ね上がった2万9551.42で取引を終えた。S&P500指数は21.70ポイント(0.65%)上昇した3379.45で、ナスダック指数は87.02ポイント(0.90%)高の9725.96で取引を終えた。

これでニューヨーク株式市場の主要3指数が一斉に史上最高値を塗り替えた。

コロナ19の拡散速度が鈍化を見せ、リスク回避心理が静まった。中国当局によると、死者と累積感染者が増えているが、新規感染者数は2000人台に下がり、拡散傾向がヤマ場を越えたのではないかという期待が頭をもたげている。同日、米経済放送CNBCは、中国でコロナ19の新規感染者の増加が鈍化し、ニューヨーク市場に追い風が吹いていると伝えた。

しかし、一部のニューヨーク株式市場の専門家たちは、コロナ19が世界経済に与える影響は依然として残っていると診断した。アバディーン・スタンダード・インベストメンツのシニア投資マネジャー、ジェームズ・アセイ氏は、「第1四半期の指標がまだ出ていないため、ウイルスが世界経済に及ぼす影響はまだ不透明な状況だ」と明らかにした。

大西洋を渡って欧州の主要株式市場も軒並みに上昇した。英国FTSE100指数は前日より0.47%上昇した7534.37で取引を終えた。フランスのCAC40指数は0.83%高の6104.73で、ドイツDAX指数は0.89%跳ね上がった13749.78でそれぞれ終値を形成した。汎欧州指数のストックス欧州600は0.75%上昇した3854.43で取引を終了​​した。

国際原油価格は、主要産油国の追加減産への期待感に急騰した。この日、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で3月引き渡し分のウエスト・テキサス・インターミディエト(WTI)は、前日より1バレル当たり2.5%(1.23ドル)高の51.17ドルで取引を終えた。ロンドンICE先物取引所の4月物ブレント原油は1バレル当たり3.78%(2.04ドル)上昇した56.05ドルを示した。

国際金価格は強含み横ばいを示した。ニューヨーク商品取引所で4月引き渡し分の金は、前取引日より1オンス当たり0.1%(1.50ドル)高の1571.60ドルで取引を終えた。
 
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