[LG電子、3年連続「60兆クラブ」…新家電が押し、プレミアムが牽引]
LG電子が3年連続の売上高60兆ウォンを突破した。 昨年は62兆ウォン台を記録し、歴代最大の売上げを記録した。
30日、LG電子によると、2019年連結基準の売上高は62兆3062億ウォン、営業利益は2兆4361億ウォンと集計された。
売上高は年間基準で史上最大だ。 これで3年連続の売上高60兆ウォンを上回った。 前年比では1.6%増加だ。 ただし、営業利益は前年対比9.9%減少した。
LGシグネチャー、新家電などプレミアム製品の比重を高めてきた生活家電事業の成果が目立った。 H&A事業本部はグローバルプレミアム市場で支配力を高め、年間売上高20兆ウォンを初めて突破した。 営業利益(1兆9962億ウォン)と営業利益率(9.3%)もそれぞれ歴代最高を記録した。
VS事業本部は年間基準の売上高が5兆ウォンを初めて超えた。 BS事業本部も売上高、営業利益、営業利益率ともに史上最大だ。
■新家電・プレミアム戦略が牽引…スマートフォンの不振は持続
昨年4四半期の売上高は16兆612億ウォン、営業利益1018億ウォンを記録した。 売上高と営業利益は前年同期比それぞれ1.8%、34.5%増えた。
H&A事業本部は売上高4兆6161億ウォン、営業利益1222億ウォンを達成した。 売上高は歴代4四半期の中で最も多い。 海外の全地域の成長の勢いに支えられ、前年同期比6.7%増加した。 営業利益はマーケティング費用が増加したが、プレミアム製品の販売拡大とコスト削減によって、前年同期比8.5%増えた。
HE事業本部は売上高4兆5905億ウォン、営業利益1100億ウォンを記録した。 売上高は年末のオンシーズンへの進入やプレミアム製品の割合の拡大で、前年同期と同様の水準だ。 営業利益はオンシーズンの競争激化によるマーケティング費用の増加で、前年同期比減少した。
スマートフォンを担当するMC事業本部は売上高1兆3208億ウォン、営業損失3322億ウォンを記録した。 売上高は北米など海外市場で普及型スマートフォンの販売が減少し、前年同期比減少した。 売り上げの減少、マーケティング費用の増加、年末の流通在庫の調整などの影響で、営業損失が続いた。
VS事業本部は売上高1兆3552億ウォン、営業損失637億ウォンを記録した。 売上高はグローバル自動車市場の低迷で、前年同期比3.1%減少した。 新製品の量産の安定化が遅れ、営業赤字は続いた。
BS事業本部はLEDサイネージなどプレミアム製品の販売が増え、高出力プレミアム太陽光モジュールの販売が増加し、売上高が前年同期比12.5%増加した6728億ウォンを記録した。 営業利益664億ウォンを達成した。 インフォメーションディスプレイ事業で収益性の高い戦略製品の売り上げが伸び、太陽光モジュールの出力と生産性が高まり、営業利益は前年同期比で大きく増加した。
◆市場変動性の拡大…"OLED・5Gに集中する"
LG電子は今年、家電市場の変動性がさらに大きくなるものと展望した。 競争の激化と国際情勢の不安などが複合的に作用するという予想だ。 H&A事業本部は新成長やプレミアム製品の売上を拡大し、事業ポートフォリオを強化し、効率的な資源投入や持続的な原価改善を通じ、安定的な収益を創出する計画だ。
グローバルテレビ市場は成長の低迷を受け、競争がさらに激しくなるものと予想されるが、OLEDテレビやウルトラHDテレビなどプレミアムテレビへの需要は引き続き増えるものと見込んだ。 HE事業本部はプレミアム製品の販売を強化し、健全な収益構造を維持する計画だ。
今年のスマートフォン市場は5世代移動通信(5G)、新規フォームファクタなどの拡大で、プレミアム需要は多少増えるだろうが、普及型市場では会社間の価格競争が激しくなるものとみられる。 これによってMC事業本部はプレミアムから普及型に至るまで多様な5Gモデルを国家の現状に合わせて適時に発売し、5G市場で意味のある成果を創出する計画だ。
グローバル自動車市場は米国や欧州などの主要市場の低迷を受け、低迷が予想されるが、欧州環境規制の強化などの影響で、電気自動車市場は拡大するものと見られる。 VS事業本部は核心部品の内在化、ソフトウェアの競争力確保などを通じて収益性を改善する計画だ。
インフォメーションディスプレイ市場はプレミアム製品を中心に持続成長し、太陽光モジュールは家庭用高出力製品の販売が増えるものと予想される。 BS事業本部はLEDサイネージなどプレミアム需要に積極的に対応し、高出力太陽光モジュール市場を積極的に攻略し、売上と収益性を同時に強化する計画だ。
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