日本旅行のボイコット影響、対馬を訪れる韓国人90%「急減」

  • 対馬市副市長「打撃大きい…日本旅行に来てほしい」と呼びかけ

[写真=NO JAPAN 運動のホームページキャプチャー]


韓国人旅行客がよく訪れていた日本の対馬観光業界が大きな打撃を受けていることが分かった。日本政府の輸出規制をめぐって浮上した日本旅行のボイコット影響によるものだ。

桐谷雅宣対馬市副市長は19日、ソウル鍾路区フォーシーズンズホテルで開かれた第34回韓日観光振興協議会に出席し、「月平均4万人水準だった韓国人観光客の数が3000人に急減した」と吐露した。

対馬市によると、今年上半期の韓国人入国者数は、毎月3万〜4万人に達した。しかし、輸出規制をめぐり、韓日関係が本格的に悪化し始めた7月に入って1万9671人に減少した。続いて8月に7586人、9月に3080人に急激に減った。10月には昨年より90%も縮小した2807人と集計された。

これにより、対馬市厳原港から韓国を行き来していた3つの旅客会社が10月末までにすべての運航を停止した。比田勝港を行き来する5つの会社も8月から10月末まで全便運休した。現在、比田勝港は2つの会社が未だに運休を続けているという。

桐谷副市長は「今年7月の観光客は昨年比40%、8月と9月にはそれぞれ80%・90%急減した」とし、韓国人たちが再び訪れることを呼びかけた。

日本国土交通省観光庁の高科淳国際観光部長も同日「韓日両国をめぐる対外的状況にも人的交流は継続することが重要だ」と強調した。

一方、この日に両国政府は、△継続的な韓日観光交流 △未来世代(青少年・大学生等)の交流活性化 △観光動向の変化に伴う観光情報持続共有に対する共感を確認し、相互協力することで合意した。
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