韓国航空宇宙産業(KAI)の小型民需ヘリ(LCH)の試製機が初度飛行試験を成功裏に終えた。
KAIは5日、慶尚南道泗川(サチョン)本社で行われた初度飛行で、LCH試製機は約20分間、静止飛行、前進飛行、シグモイド旋回飛行などを披露し、安全性を立証したと明らかにした。
初度飛行に成功した試製機は欧州航空安全庁の認証手続きに合わせて構築された国内生産ラインで製作された初の民需ヘリだ。 飛行適合性認証を経て、国内で独占生産される。
LCHは中大型級(8.7t)「スリオン」に続いて開発された小型級(4.9t)ヘリコプターで、計5500億ウォンが投入され、軍用の小型武装ヘリコプター(LAH)とともに、開発作業が進められている。
KAIが「エアバスヘリコプター」と共同開発したLCHには自動飛行制御装置、能動振動制御装置、メインローターブレードなど核心技術3種を含めた国産化部品80種が開発・装着される。 今後、LAHにも適用される予定だ。
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