[ニューヨーク株式市場] 米中貿易交渉への期待感に3大指数、史上最高値

[写真=ロイター・聯合ニュース]


4日(現地時間)、米ニューヨーク株式市場の主要な指数は、米国と中国の貿易交渉の進展への期待感で一斉に上昇した。

この日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウ指数は前日より114.75ポイント(0.42%)上昇した2万7462.11で取引を終えた。S&P500指数は11.36ポイント(0.37%)跳ね上がった3078.27で、ナスダック指数は46.80ポイント(0.56%)上がった8433.20でそれぞれ取引を終えた。これで、ニューヨーク証券取引所の3大指数は軒並み史上最高値の記録を立てた。

このような株価上昇は、米国と中国の第1段階の貿易合意の締結に対する楽観論が提起されることによる影響とみられる。

ウィルバー・ロス米商務長官は前日、米中貿易交渉と関連して「われわれは良い状況にある。われわれは良い進展を作っており、それが不可能である自然的な理由はない」と述べた。続いて「それでも少しギクシャクするかは誰にも分からない。そんなことはいつだってあり得る」と付け加えた。

また、ロス長官は米国企業が中国最大の通信機器メーカーのファーウェイに部品を販売できるようにする免許が「近いうちに(very shortly)出るだろう」と明らかにした。

彼は、米国企業の(ファーウェイとの取引)要請が殺到しているとし、「われわれが思った以上だ」と述べた。ただ、「要求が拒否される恐れがあるという点を肝に銘じなければならない。われわれは、そのうちの一部については確実に承認するが、企業らは要求が拒否されることを想定するのが安全だろう」と説明した。

ただし、ロス長官は12月に1600億ドル(約186兆7200億ウォン)規模の中国産製品の15%の関税を賦課する計画を猶予するかについては確答しなかった。続いて彼は、貿易交渉の追加段階は中国の立法と法の執行にかかっているとし、中国が合意を履行するかどうかを見守るという意思を示した。
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