現代・起亜車、セタ2エンジンの訴訟合意によって業績悪化…長期的な株価への影響は限定的

[現代・起亜車、セタ2エンジンの訴訟合意によって業績悪化…長期的な株価への影響は限定的]



現代車グループが米国でセタ2 GDiエンジンの集団訴訟に合意し、計9000億ウォンの費用が3四半期の業績に反映されるものと予想される。

証券市場の専門家らは短期的な負担は生じかねないが、不確実性の解消やブランド価値の回復などを理由に、株価に長期的な影響はないだろうと見込んだ。

現代車と起亜車は10日(現地時間)、米国内のセタエンジン関連の集団訴訟の顧客たちと和解案に合意することにしたと11日、明らかにした。 合意対象の車両は現代自動車230万台、起亜車187万台の計417万台だ。 エンジン振動感知システムの適用、生涯保証の提供、修理費の補償などの措置が取られる予定だ。 これに伴い、両社が耐えなければならない費用は和解補償金(660億ウォン)と品質引当金(8340億ウォン)を合わせて計9000億ウォンだ。

補償案による費用支出で、3四半期の業績に悪影響は避けられない見通しだ。 ソン・ソンジェハナ金融投資研究員は"関連費用が3四半期の業績に反映され、現代車と起亜車の3四半期の営業利益はそれぞれ4612億ウォン、2072億ウォンを記録するだろう"と展望した。 先立って、金融情報会社のエフアンドガイドによると、6日基準の3四半期に現代車・起亜車の営業利益はそれぞれ1兆427億ウォン、4667億ウォンと観測された。

ただ、訴訟関連の費用は一回性の要因であるだけに、株価に長期的な影響は及ぼさないものと見られる。 ソン研究員は“今回の和解案を通じ、関連の不確実性の解消に一助し、長期的な観点からはブランドの維持と信頼度の向上に役立つだろう”とし、“懲罰的罰金も顧客との和解案提出を通じて消費者保護という名分を積んだだけに、懸念よりは大きくないだろう”と語った。
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