分水嶺を迎えた「韓半島の非核化」・・・核談判を控えて米朝高度の戦略ゲーム

  • 再び動く第3回米朝首脳会談の時計・・・4〜5日に予備接触・実務交渉

  • 場所は9ヶ月前に合宿談判した「スウェーデンのストックホルム」…金明吉・ビーガンの初対面

  • 北「高角発射したSLBM『北極星-3型』の成功 」…対米圧迫統合交渉力の向上

  • 「促進者」の文大統領、グッドイナフディール 最大の試験台…続く北朝鮮の対韓国圧迫

[写真=聯合ニュース(スウェーデンのストックホルムに到着した北朝鮮の代表団)]


韓半島の非核化が重大分水嶺を迎える。米朝が5日、第3回目の核交渉のための実務交渉に乗り出した。それに先立ち、4日には、予備接触をした。場所はスウェーデンのストックホルムだ。ここでは、ハノイ会談を控えた去る1月、南・北・米の北朝鮮の核首席代表が「合宿談判」を繰り広げた場所だ。カウンターパートナーは北朝鮮の金明吉(キム・ミョンギル)外務省巡回大使とスティーブン・ビーガン米国務省対北朝鮮特別代表だ。彼らの核談判で向かい合うのは今回が初めてだ。

ストックホルムの交渉が巡航すれば、年内に第3回米朝首脳会談を皮切りに、金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長が11月、韓アセアン特別首脳会議に出席する可能性が高くなるとみられる。しかし、両国が北朝鮮の「新しい計算法」などをめぐる見解の相違を縮めるために失敗した場合、非核化の時計は長期間停止すると予想される。

米朝は第3回目核交渉の実務交渉を控え、高度の戦略ゲームを続けた。米朝実務交渉の発表翌日の2日、武力挑発に乗り出した北朝鮮は3日、朝鮮中央通信を通じて「新型潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)『北極星-3型』を正常に試験発射した」と明らかにした。

北朝鮮が2年前に存在を公開した「北極星-3型」を試験発射したのは今回が初めてだ。これに先立ち、米国との対話期限を「年内」に制限した状況で、事実上の最後の談判に先立って高強度の対米圧迫カードを取り出したものと分析される。米メディアの分析も似ていた。SLBMは大陸間弾道ミサイル(ICBM)とともに、米国域内に対する最大の軍事的脅威として挙げられる。

与党の関係者はこの日の通話で「非核化の入り口である核凍結を掲げる米国が、どのような戦略で臨むかがカギだ」と明らかにした。峨山(アサン)政策研究所のシン・ボムチョル安保統一センター長も「北朝鮮が米国に制裁緩和などを含むカードを持ってくるようにシグナルを送ったのだ」と述べた。

これにより、促進者を自任する文大統領の「グッド・イナフ・ディール( 十分に良い取引)も試験台に上がる見通しだ。

ハノイノディル原因である「寧辺+アルファ(α)」の立った文大統領が、包括的合意を望む米国と段階的合意を求める北朝鮮の仲裁を引き出さなければならない重責を負ったわけだ。南・北・米の好循環問題は、今年年末まで続く外交ビッグイベントに連鎖的に影響を及ぼすとみられる。
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