[グローバル株式市場] 米中貿易摩擦相変わらず・・・ニューヨーク株式市場の下落 ダウ0.93%↓

[写真=聯合ニュース]


28日(現地時間)、米ニューヨーク株式市場が米中貿易摩擦が続き、投資心理の萎縮に下落して取引を終えた。ダウは前取引日比237.92ポイント(0.93%)下げた2万5347.77で終了した。S&P500指数は23.67ポイント(0.84%)下げた2802.39で、ナスダック指数は29.66ポイント(0.39%)下落した7607.35で終えた。

この日の市場の下落は、前日ドナルド・トランプ米大統領の否定的な発言から始まった。トランプ大統領は前日、「中国との交渉妥結において、米国はまだ準備ができていない(not ready)」とし、「中国産製品の輸入関税が大幅に(substantially)増加する可能性がある」と述べた。

市場はトランプ大統領のこのような発言が気に入らない雰囲気だ。ヤディニリサーチのエド・ヤディニ代表は「トランプ大統領は、国内外の敵と『王座のゲーム』をしている」とし、「彼は世界最強国の大統領として(米国で)莫大な利益をもたらすかのように話しているが、今までの結果はほとんどが失望する水準だ」と批判した。

銘柄別のイタリア・アメリカ系の自動車メーカーであるフィアット・ クライスラーがルノーと合併を推進するというニュースに直前比7%ほど上昇した。

経済指標は良好だった。コンファレンスボードは「去る5月、米消費者信頼感指数が4月の129.2から今回には134.1へと上昇した」と発表した。これは市場の予想値である129.5をはるかに上回る数値だ。

欧州主要株式市場は下落して取引を終えた。英国FTSE100指数は前取引日比8.78ポイント(0.12%)下げた7268.95で終了した。ドイツのDAX指数は44.13ポイント(0.37%)下落した1万2027.05を記録した。汎欧州指数であるストックス50は15.18ポイント(0.45%)下げた3348.86で、フランスCAC40指数は23.50ポイント(0.44%)下落した5312.69でそれぞれ取引を終えた。

ヨ欧州は現在、政治的に不安定な状態だ。今回の欧州連合(EU)の選挙で反EU性向の極右政党が以前に比べて多くの議席を占めるようになり、今後EUと個別国家間の葛藤が深刻化する可能性が大きくなったからだ。
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