[総合] ルノーサムスン自動車労使、11ヶ月ぶりに劇的妥結・・・「成果給976万ウォン+α」

[写真=亜洲経済DB(ルノーサムスン自動車)]


ルノーサムスン自動車の労使が16日午前6時30分頃、2018年の賃金と団体交渉(賃金団体協議)の暫定合意案を導出した。昨年6月、初の顔合わせを始めて以来10ヶ月ぶりだ。

暫定合意案には、賃金および成果給の改善案をはじめ、さまざまな内容が盛り込まれている。

まず、賃金と関連して基本給維持補償金100万ウォンを支給し、昼食代の補助金は3万5000ウォンを引き上げることにした。ルノーサムスン側は「ただし、昼食代の引い上げは会社食堂の支援がない事業場に勤務している組合員に限定される」と説明した。

成果給は総976万ウォン(利益配分剤等)と生産性激励金(PI)50%を支給することにした。詳細内訳は△利益配分第(PS)426万ウォン △成果激励金300万ウォン △賃金団体協議妥結を通じた物量確保激励金100万ウォン △特別激励金100万ウォン △賃金団体協議妥結激励金50万ウォンなどだ。

人事制度と関連しては、転換配置システムを導入し、団体協約の文言に反映することにした。

また、職場環境の改善のために60人の作業訓練生を補充する。週間組の昼食時間も従来45分から60分に増やすことにした。勤務強度の改善委員会も活性化し、高齢ライン勤務の改善策などを積極的に議論することにした。筋骨格系疾患の予防に向けて今年10億ウォン規模の設備投資も並行する。

その他、創立記念プレゼント費用も従来の5万ウォンから10万ウォンに引き上げ、ダイレクトペイ支給周期も既存の1年から6ヶ月に短縮する。従来の2交代体制維持のためにも、労使間の最善を尽くすことに意見を集めた。

ルノーサムスン労使は昨年6月以降、賃金団体協議の後、お互いの立場の差を狭めることができず、対立関係を持続してきた。

昨年10月から続いた頻繁なストライキにより、生産量が急減したりした。労組は計62回に渡って250時間の部分ストを行い、これによってルノーサムスンの1〜4月の輸出量(6万1538台)は、前年同期比51.1%まで落ちた。そして、会社側は先月末、釜山工場の稼動中断(シャットダウン)を断行した。

ルノーサムスン労使は今回の合意案導出を起点に、来年上半期の国内発売予定のCセグメント(準中型)クロスオーバーSUV(多目的スポーツ車両)「XM3」の生産安定化及び輸出活路拡大に注力する予定だ。
 
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