[2018国政監査]ソウル地下鉄の電車内の監視カメラ設置率、30%未満

[[写真=ソウル市提供]]


ソウル地下鉄の電車内に監視カメラ設置率が30%未満であることが明らかになった。2014年の地下鉄の犯罪予防のために電車内に監視カメラの設置が義務付けられたが、まだ足踏み状態だ。

21日、国会の国土交通委員会の自由韓国党ミン・ギョンウク議員がソウル市から提出を受けた資料によると、今年の8月末基準で電車内に監視カメラ設置率は29.8%水準である。全体の設置対象の3785量のうち、1129量のみ装備された。

具体的には、7号線561量とウイ新設線36量全体に反映されたのに対し、2号線814両の456量(56%)、9号線198両のうち54両(27.3%)のみ設置されている。

その他、8号線120両のうち6両(5%)、6号線328両の8両(2.4%)、5号線608両の8両(1.3%)などとした一桁の低調な設置率を見せた。特に1・3・4号線は、設置対象がそれぞれ160両、490両、470両であるが、監視カメラが一台もなかった。

2012年、ソウル市と過去の両公社(ソウルメトロ・都市鉄道公社)が実施した地下鉄電車内の監視カメラ設置に対する市民の意見を調査した結果、回答者の88%(431人)が賛成した。

ソウル市は、財政条件と新規導入の車両を考慮し1〜8号線に2021年までの4年間、段階的に監視カメラを備える計画だという。しかし、2014年の都市鉄道法の改正以降、購入する新規電動車両にのみ適用され、従来の電車は監視カメラがなくても運行が可能だという立場だ。

ミン・ギョンウク議員は「市民の不安が高まっているだけに、ソウル市は、既存の電車には監視カメラの設置義務がないという主張をしているが、積極的な設置を検討しなければならない」と述べた。

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