GBC事業遅延で周辺の商店街の景気沈滞。建物の価格は急騰

 

[22日午後12時、GBC付近の商店街の通りが閑散としている。写真=ユンジウン修習記者]


現代自動車グループが江南区三成洞に建設する新社屋、現代のグローバルビジネスセンター(GBC)事業が「国土交通省審議」という暗礁に会った。昨年からGBC建設計画を首都圏整備委員会に審議を要請したが相次い保留判定を受けた。来月に開かれる首都圏整備委員会に再審議を要請する計画で、今回は審議を通るかが注目されている。

GBC事業の遅延は、周辺の商店街の商売に悪影響を与えている。 一方、近くのビルの価格はGBC事業開発が良い影響を与え、3.3㎡当たり1億ウォンを越え、好況期を迎えている 。

22日、ソウル市によると、GBC建設計画案が7月に開かれた国土部の首都圏整備委員会の審議で保留された。昨年12月、今年3月に続き三回目の保留決定である。ソウル市の関係者は、「GBCの建設計画修正案を第3次首都圏整備委員会」に上程することを今月の末に要請する計画だ」と説明した。
委員会は、「人口誘発低減対策補完と詳細な計画」と「低減対策の実効性の確保方策」などの補完を要求したことが分かった。現代車グループ15の系列会社がGBCに移動する予定で、従業員が約1万人にのぼるので、適切な人口低減対策が必要だということだ。

これにより、ソウル市と現代車側は事業計画修正案に、移転地管理方案を具体化する予定である。 15の系列会社がGBCに移転し、残りの敷地に新しい企業が移転し、首都圏に流入する人口を防ぐための方案を用意する方針だ。

ソウル市の関係者は、「例えば、華城市にあるナムヤン研究所と義王市にある研究所の人材を現代車系列会社が移転して残るオフィスに移動するなどの対策を講じている」と説明した。

GBC建設事業が遅延され、近くの商店街には悪影響が与えられている。小商工人商圏情報システムによると、昨年上半期GBC敷地近く(三成駅3)商圏の廃業率は1.7%から下半期4.6%に2.9%増加した。 2017年12月時点に江南区店舗の1㎡当たりの月平均賃貸料は△1階2万9078ウォン△2階以上1万584ウォン△地下7938ウォンで前期比すべて0.5%下落した。

近くのレストランのオーナーA氏(50代)は「韓電、韓水原、現代産業開発がここから出て生き、売り上げが多く減少した」とし、「平日の売り上げも多く減少した。以前には売り上げが100万ウォンだったが、今は60万ウォンしか売れない」と述べた。

近くの公認仲介業者関係者は「家賃も下がっている。家賃900万ウォンだったのは約100万ウォン下がり、400万ウォンは約50万ウォン下げた」とし「 新しいテナントも激しく減った」と説明した。

一方、建物の価格は大幅に上昇した。最近GBC敷地近く三成洞160-23の敷地面積409.2㎡、延べ面積1198.3㎡、地下1階、地上5階建てのビルが先月159億ウォンに売れた。 3.3㎡当たり平均売買価格は1億2800万ウォンだ。不動産コンサルティング会社であるカーリーアースインターナショナルコリアによると、この建物は、△2008年79億ウォン△2015年119億ウォンで取引され、現在159億ウォンに達した。なんと3年ぶりに40億ウォンが上がった。

ビル仲介業者リアルティ・コリアによると、江南区三成洞の中小型ビル3.3㎡当たり平均売買価格は2016年6716万ウォンから昨年9349万ウォンで、1年間で2633万ウォン(39.2%)上昇した。

カーリーアースインターナショナル関係者は「韓国電力公社が羅州に移転した影響が今まで続くので、景気沈滞状態」とし「しかし、GBC開発事業だけでなく、永東大路地下統合開発、国際交流複合地区など、様々な好材料がこの周辺に集まってるので、建物の価格は引き続き上昇と予想される」と説明した。

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