20日、部分ストに突入した起亜(キア)自動車労組がストを中止し、21日、会社側と交渉を再開する。
起亜車労組は21日午後2時、9回目の本交渉に乗り出す予定だと明らかにした。
起亜車労組は16日、会社と開いた8回目の本交渉で、争点事項に意見の相違が狭まらないため、交渉進行の中止を宣言した後、17日、支部争議対策委員会を開き、部分ストを実施することに決定した。
起亜自動車労組は当初20~24日の1日4~6時間の部分ストを予定したが、ストの初日は会社側と協議が行われ、交渉を再開することにした。 交渉が行われている間には正常労働が行われる。
起亜車はまだ労使間の見解の相違が大きい状況だ。 労組は△基本給5.1%(約11万6000ウォン)の引き上げ△昨年の営業利益の30%と標準生計費の不足分の成果給の支給などを要求しているが、会社側は△基本給4万3000ウォンの引き上げ△成果給250%と一時激励金270万ウォン(商品券20万ウォン含む)などを支給する案を提示した。
業界では21日の交渉で暫定合意を引き出すことができるものと見ている。 先立って現代車労使は△基本給4万5000ウォンの引き上げ △成果給250%と一時金300万ウォン(商品券20万ウォンを含める)の支給に合意したが、これと同程度になるものと見込んでいる。
起亜車労使はこれまで現代車と同一な水準で賃金及び団体交渉を終えてきた。 現代自動車の賃金団体交渉が妥結されれば、起亜車が同一のレベルで合意に至る過程が数年間繰り返された。
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