農林畜産食品部とNH農協損害保険は20日、「稲」農作物災害保険を販売を開始すると発表した。登録期間は6月29日までである。
「稲」保険は、台風、霰、集中豪雨などをはじめとする自然災害や、火災による被害に補償される。特に、今年からはいもち病などの既存の保証病虫害4種に2種を追加して保証を強化した。
NH農協損害保険は、今年から前年度無事故農家の保険料を5%割引する制度を導入し、保険料率の上限制を新設し、地域間の保険料率の格差を緩和するなど、農家の保険料負担を少なくした。
また、登録金額の基準となる平年収量算定方式を改善した。直前の5カ年の中で、自然災害などで収穫量が最も低調だった年を除いて4年分の平均値を適用して確実に制限を増やした。従来は、直前の5ヵ年の平均収穫を登録金額の基準に定めた。
保険料の50%は政府が、約30%は地方自治体が支援し、農家は20%程度の負担となる。商品の詳細説明は、近くの農協やNH農協損害保険を介して受けることができ、当該地域農畜協または品目農協を通じて加入すればよい。
(亜洲経済オンライン)
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