国土交通部は最初の運航開始から急成長した格安航空会社(LCC)であるジンエアー(Jin Air)を対象に操縦や整備など分野別の専門点検チームを構成し、今月19日から23日まで総合点検を実施すると18日、明らかにした。
今回の点検は2016年に発表した「格安航空会社の安全強化対策」の一環として保有航空機が25台以上になると、増加された運航規模によって安全運航体系がそろっているかなどを総合的に再点検するために実施される。
これに先立ち、国土部は昨年4月に航空機28台を保有した済州航空を対象に初の総合点検を実施した。
ジンエアーは韓進(ハンジン)グループの系列会社の格安航空会社で、2008年1月23日に設立され、同年7月17日、金浦~済州路線に初就航した。
2008年に航空機1台と職員72人で運航を開始したジンエアーは昨年末基準の航空機25台と職員1681人にまで急成長した状況だ。 この期間、年間搭乗客は16万人から867万人、売上高は101億ウォンから8884億ウォンに跳ね上がった。
これによって国土部はジンエアーの外形的成長による組織・機能の拡大、施設・装備の確保など内的成長と果敢な安全投資誘導等に重点を置いて総合点検を実施することにした。
特に断片的な法規違反事項の確認よりは、現在の規模にふさわしい安全体系の確保に必要な総合的な事項を巨視的観点から諮問してあげる方式で進め、安全水準を一段階高める契機にする方針だ。
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