現代・起亜「中国リスク」で憂い深くなった国内銀行


金融界の関係者は11日、“最近、銀行が注視している企業はサムスン電子などではなく、現代・起亜自動車である”とし“あまりにも多くの協力会社のうえ、自動車産業が国家基幹産業の一つであるからだ”と述べた。

現代・起亜自動車が中国での工場稼働中断と再開を繰り返し、アメリカでは販売不振に苦しむなど、債券を持っている銀行も緊張している。

現代車の主債権銀行であるKEBハナ銀行に視線が集まっている。市中銀行の関係者は“現代車にすぐに何かが生じはしないだろうが、今のような状況が長期化すると危険になる”と述べた。実際に、国内銀行はリスクの減少のレベルで、今年の初めから協力会社の与信審査をより強化したり、徐々に減らしてきた。

最近では、金融監督院も現代・起亜車と協力会社の財務状態の把握に乗り出したことが分かった。現代・起亜車は、自主的に社債を発行してでも資金の確保が可能な反面、サプライヤーは細心の注意が要求されるからである。

ただし、KEBハナ銀行の関係者は“現代車の主債権銀行は確かだが、現地法人が別にあるほど、すべての状況にも関与することはできない”と線を引いた。

現地法人であるハナ銀行、中国有限公司を置いたのはもちろん、吉林銀行とジュンミン国際融資リースの株式投資をしている。現地法人の場合、今年上半期に前年同期比60%増えた197億ウォンの当期純利益を出した。

(亜洲経済オンライン)


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