製薬会社、疎外階層に社会貢献集中

 

先月28日ソウル、西大門区鐘根堂ビルディングで開かれた「2017年度鐘根堂高村財団奨学証書授与式」に参加した奨学生が記念撮影をしている[写真=鐘根堂提供]


4日、業界によると、イルトン製薬は最近ポータルサイトネイバーが運営する「happy bean」を通じて福祉館の子供たちに一定金額を寄付するキャンペーンを一月間進めると明らかにした。

消費者が「happy beanを」通じてプロバイオティクスブランドを購入すると、一定金額が寄付される方式で、イルトン製薬は顧客と企業が共に参加できる社会貢献キャンペーンを進行する。

ハンミ薬品は先月、多文化家庭に対する後援に出た。元気な多文化社会を作ろうという趣旨で設立された「世界市民フォーラム」が主催する行事を支援し、4ヶ所の多文化家庭が母国を訪問できるように旅行経費を支給することにした。

一般的な一回だけの後援とは違い、多文化家庭に対する社会的共感と政策的支援を引き出そうと思ったのが、世界市民フォーラム主催行事を支援する背景になった。ハンミ薬品は、持続可能な幸福モデルを構築していくことに努力すると説明した。

持続性を考慮したハンミ薬品の社会貢献活動は、障害児童福祉館にもなされている。 ハンミ薬品は全北益山とソウル城東の障害者総合福祉館に障害児童芸術教育基金を今年から5年間後援することにした。

5年間後援することにしたのは、障害児童芸術教育が長期間必要であるということを考慮してなされた決定である。2つ団体は、各演奏団と重唱団などを育成して障害に対する社会的認識を改善する活動を広げる予定である。

チョア製薬も2013年から始めてきた障害児童創作支援プロジェクトを今年も進めた。このプロジェクトは、芸術に才能がある障害児童を選抜して、芸術家と個別の美術教育と企画展などを支援し、現在までに合計20人の障害児童がこのプロジェクトから発掘された。

チョア製薬はこれまでプロジェクトに選ばれた障害児童の成果物を自社製品包装とパッケージデザインなどに実用化させている。

鐘根堂は、低所得層大学生70人に生活奨学金として毎月50万ウォンを支給し、国内外で選抜された奨学生183人にも学資金11億ウォンを支援する。また、来年には無償支援寮である鐘根堂高村学士4号館を追加で新設し、これを女子大生専用寮として運営することにした。

(亜洲経済オンライン)


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