サムスンパイオエピス、日本の武田と新薬開発協約


バイオシミラー(バイオ医薬品の複製薬)を生産してきたサムスンパイオエピスがグローバル製薬会社の日本の武田製薬と提携してバイオ新薬の開発に乗り出す。

サムスンパイオエピスは21日、武田製薬とバイオ新薬を共同開発する内容の契約を締結したと発表した。

会社によると、今回の協約は武田がサムスンパイオエピスが持ったバイオシミラーの開発技術力を高く評価して行われた。 バイオ新薬開発の主要障壁の開発遅延と投資費の増加を克服するのに効果があるだろうという判断からだ。 サムスンパイオエピスはグローバル製薬会社である武田の新薬開発の力量に注目した。

武田はアタカン(高血圧の薬)とエクトス(糖尿病の薬)のような世界的な新薬を開発した企業だ。 これを基盤としたアジア1位、世界的には売上上位20位圏の製薬会社へと成長した。 昨年は161億ドル(約18兆ウォン)の売上を記録した。

サムスンパイオエピスはサムスングループがバイオ医薬品の研究・開発(R&D)と商用化を目的に2012年に設立したバイオ企業だ。 バイオ製薬産業はサムスンが2010年に発表した「5大次世代事業」の一つだ。 しかし、今までは主にバイオシミラー開発を行ってきた。

両社はバイオ新薬として開発する新物質の探索から臨床試験、保健当局の許可、販売(商業化)を共同で推進し、新薬の開発失敗の危険性を下げる計画だ。


初の共同開発製品は急性膵臓炎の治療剤だ。 両社は治療剤候補物質「TAK-671」商用化を共に推進する。 急性膵臓炎は全世界的にアルコール消費の増加と診断技術の発達により、患者が大きく増えている疾患だ。 米国の人口10万人当たり24.2人、韓国は20人がこの病気を患っている。 経済活動が活発な40代と50代の患者が多いのも特徴だ。 しかし、未だ適確な治療剤がない。

両社は急性膵臓炎薬を皮切りに、他のバイオ新薬に協力製品を拡大していく方針だ。
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