懸念が現実で、8月から加盟店の手数料引き下げ


14日、関連業界によると、金融委員会はこの日、クレジットカードの優待手数料率が適用される零細・中小加盟店の範囲を拡大するため、与信専門金融業法施行令改正を立法予告した。

施行令の年間売上高の算定の詳細基準を定める専業監督の規定は、来月31日までに閣議の議決を経て8月1日から本格的に適用される。

現在、零細商人の基準は年間売上高2億ウォン以下、中小加盟店は2億ウォン~3億ウォン以下である。改正案に基づいて、零細商人は3億ウォン以下で、中小加盟店は3億ウォン~5億ウォン以下にそれぞれ拡大される。零細商人は決済額の0.8%を、中小加盟店は1.3%をカード会社に手数料として支給する。

今回の効果で、全国の加盟店約260万のうち約46万店舗の利益を見ることが予想される。18万8000個の加盟店が1.3%から0.8%、26万7000個の加盟店は2.5%から1.3%に手数料が引き下げられる。売上高5億ウォン以下の小商工人・自営業者が1人当たり年間80万ウォンほど、総3500億ウォンのカード手数料を支払うことになる。

しかし、カード業界は反発している。業界関係者は“年間売上高基準を下げる全体加盟店の80%以上が零細商人である”とし“人材や事業費、マーケティングなど他のコストを削減しなければならない”と述べた。

与信金融協会は事態が深刻なだけに、今回の案は業界の意見を集めて、金融委員会に伝達するという方針である。与信金融協会の関係者は“クレジットカードの付加サービス義務を維持する期間の縮小や販促費の制限緩和など、様々な意見を取り入れて整理次第、配信する予定である”と話した。

一方、クレジットカードの手数料は、昨年も削減された。当時、政府は零細・中小加盟店の優遇手数料と一般加盟店の手数料を0.3~0.7%下げた。これにより、カード会社の純利益も毎年減っている。金融監督院によると、全業界カード会社の昨年の純利益は1兆8134億ウォンで、前年(2兆126億ウォン)より9.9%(1992億ウォン)減少した。

(亜洲経済オンライン)


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