来月から臓器移植摘出費用免除

ソウル峨山病院肝移植チームが肝臓移植手術をしている[写真=ソウル峨山病院提供]


臓器移植を受ける患者が負担しなければならない脳死・死亡者の臓器摘出の費用が来月から免除される。6日、保健福祉部によると、このような内容を盛り込んだ「国民健康保険法施行令の一部改正案」が5日に国務会議を通過した。

現在、脳死者や死亡者の体から移植用臓器を摘出する場合、移植を受ける予定の患者が摘出にかかる費用の一部を負担しなければならない。患者の負担額は、臓器摘出にかかる療養給与費用の14~20%である。残りは、国民健康保険で負担している。

改正案が、この日の閣議を通過することにより、7月1日から摘出にかかる費用すべてを国民健康保険で負担する。保健福祉部は“今回の改正は、臓器などの寄贈の健康保険の保障性を拡大・強化するために推進した”と説明した。

臓器移植は、最近着実に増えている。疾病管理本部の臓器移植管理センターの資料を見ると、2004年に2071件となり、初めて2000件を超えたのに続き、2009年には3000件(3171件)を突破した。2015年には、一年間で4107件の移植が行われたと集計され、初めて4000件を突破した。

移植ドナーは、2015年基準での生存者が2001件で最も多かった。続いて、脳死者1991件、死者115件の順だった。

(亜洲経済オンライン)

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