朴槿恵(パク・クネ)前大統領が30日午前10時30分、裁判所の拘束前被疑者尋問(令状実質審査)に出席する。元大統領としては初めて令状実質審査を受けることになった。
29日、法曹界によると、被疑者尋問の過程ではまず検察が朴前大統領の容疑事実となぜ拘束捜査が必要なのかを説明することになる。
検察は朴前大統領の容疑が13件にもあるうえ、事案が重大で証拠隠滅や逃走の恐れがあるという点を強調するものと見られる。
検察はすでに27日、ソウル中央地裁に提出された拘束令状請求書で証拠隠滅及び逃走の憂慮、事案の重大性、共犯との公平性を理由に拘束捜査の必要性を強く主張した。
検察の意見陳述が終われば朴前大統領の弁護人側が反論意見を提示することになるが、朴前大統領側は提起された容疑を全面否定しており、双方は激しく対立するものとみられる。
一方、朴前大統領は外部に公開される負担があるにも関わらず、昨日(28日)午後5時過ぎ、30日行われる令状実質審査に出席すると検察に通知した。
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