年末「消費の崖」で百貨店の売上高急減

[写真=ロッテ百貨店提供]


大統領弾劾など、慌ただしい政局に消費心理が冷え込んでいる。

年末の書き入れ時を狙っていた百貨店が売上回復に向けて割引をするなど、マーケティング手段を総動員する雰囲気だ。

百貨店業界が体感する年末「消費の崖」は深刻な水準だ。年末の雰囲気が熟する冬の定期セール期間に売り上げが後ずさりするのは5~6年ぶりに始めてというのが関係者たちの話だ。

特に大規模ろうそく集会が毎週続き、ソウル都心の百貨店の営業萎縮はさらに深刻な状態だ。

ろうそく集会が行われる光化門・市庁周辺のロッテ百貨店本店は12月1~10日までの売上が昨年同期より3.3%、新世界百貨店本店の売り上げも2.7%それぞれ減少した。

ロッテ百貨店の場合、今年に入って10月までは売上が昨年同期比4%ほど増加したが11月の1ヵ月間の売上が昨年同期比0.5%減少し、雰囲気が反転した。

このように11~12月の実績が大きく不振しており、当初3~4%に予想された今年の全体百貨店業界の売上増加率も2%台に下がるという観測が出ている。

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