大宇造船海洋、「ソナンゴルリスク」にまた足元を見られる…鄭聖立社長、ドバイ行

[大宇造船海洋、「ソナンゴルリスク」にまた足元を見られる…鄭聖立社長、ドバイ行]



大宇(テウ)造船海洋が1兆ウォンの資金が縛られたソナンゴルのドリルシップ引き渡し問題がもう一度実験台に上がった。

大宇造船は今月に満期が到来した会社債や企業手形(CP)を自力で償還し、一部で提起されていた「9月危機説」をうまく越えたものとみられたが、今月末に引き渡すことで協議したソナンゴルのドリルシップの件に支障が生じたのだ。

26日、業界によると大宇造船は今月末までアンゴラの国営石油会社のソナンゴルにドリルシップ2隻を引き渡し、残った1兆ウォンの代金を受けることで協議した。

鄭聖立(チョン・ソンリプ)大宇造船社長はこのためにソナンゴル社と直接協議をするため、22日午後、ドバイに出国、現地で議論を進めている。

当初、大宇造船はソナンゴルのドリルシップ2隻の引き渡しを7、8月に終える予定だった。 しかし、ソナンゴルが資金難などを理由に買収を見合わせてきた。

これに鄭聖立社長がアンゴラに飛んでいって、今月末までにドリルシップを引き渡すことで協議した。

現在、大宇造船がソナンゴルと協議中の案は残金約10億ドルのうち、8億ドルを現金で回収し、残りは株式で受け取ることである。

このため、ソナンゴルが大宇造船海洋が引き渡したドリルシップを管理する特殊目的会社(SPV)を作って、大宇造船は同会社の持ち分を受け取ることで協議を終えた。

大宇造船は21日に理事会を開き、最大限度を3359億ウォン規模で設定したSPVの株式取得を決議するなど事前作業まで終えた。

一方、大宇造船の有価証券市場(コスピ)の上場廃止如何が29日まで決定される予定だ。

今回の上場適格性審査は大宇造船の会計処理基準違反による検察の起訴と元役員の横領・背任のため行われるのだ。
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