天気情報活用価値、年間3兆5000億ウォン〜6兆5000億ウォン


12日、気象庁をはじめとする産業研究機関などによると、最近、世界気象機関(WMO)は、天気情報活用価値を年間3兆5000億ウォン〜6兆5000億ウォンと見込んだ。気象への投資を通じて、投資額の10倍以上の効果を提供することができるという分析だ。

昨年末に産業研究院が公開した「ビッグデータ活用の天気経営」報告書を見ると、全世界では頻繁気象異変と企業経営と国家運営の対策として、天気経営を推進している。気候変動で起因社会システムと産業構造などが変化し、それに応じて好不況を迎える産業時代が近づいている。

例えば、企業は気象の変化に伴う販売データの分析を介して、実際に行われる販売量と期待売上高などを分析して活用する。天気に関する予測情報を、企業の利益を増加させる重要な変数として認識し、企業戦略やマーケティングに積極的に活用するという。

報告書では、GS・コカコーラ・SPC等の事例を挙げている。まず、GSは、マーケティングから製品発注・配送・在庫管理までの天気情報を利用して、売上高の向上と在庫回転業務を縮小した効果を見せている。コカ・コーラも臨界温度で標準価格より価格を高め、低気温では価格を下げる気温検出チップとセンサーを装着した価格連動プロモーション自販機を開発し、マーケティングに活用した。また、SPCの場合は食品分野で初めて全国169個の支店の5年間気象観測データと10億件の店舗別商品の販売データを分析した「天気販売指数」を作った。

未来創造科学部は、韓国が企業や公共機関でビッグデータ技術を積極的に導入して活用する場合、年間の国内総生産(GDP)37兆ウォンほどが経済効果に誘発されるという見通しを出している。特に公共分野の場合は、10兆ウォン削減することができるものと推定している。

ホ・ソンギョン産業研究院新成長産業研究所研究員は、報告書を介して「天気情報の活用分野が公共・民間など全方位に拡大された場合、その波及効果はさらに大きくなるだろう」とし、「天気情報の活用を最大化は、製造業の場合、生産工場と部品調達などの前段階活用を通じて経営全般に効率を倍増させるだけでなく、国や企業の災害予防に大きく貢献することができるだろう」と説明した。

(亜洲経済オンライン)

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