
チョ・ソク韓国水力原子力社長が原発データ流出事件と新古里原発でのガス漏れ事故について謝罪を表明した。
チョ・ソク社長は28日、韓国水力原子力本社で記者懇談会を開き、「先日発生した原発のデータ流出事件と新古里原発でのガス漏れ事故など、国民に多くのご心配をかけて申し訳ない」と述べた。
それと共にチョ・ソク社長は「現在は原発20基が安全に稼働している」とし「サイバー攻撃で原発を停止していない」と改めて強調した。
さらに「今回の状態を契機に先進的な企業ベンチマーキングを行い、サイバーセキュリティーレベルをさっそく最高レベルに上げるという計画を策定中である」とし「具体的に管理、技術、物流などの3分野に分けセキュリティーを強化する対策になるだろう」と付け加えた。
チョ・ソク社長はまた、ガス漏れ事故で死亡した労働者に対して「深い弔意を表し、遺族には誠に慰労の言葉を申し上げる」と述べた。
一方、5回にわたって行われた自称「原発反対グループ」の攻撃予告時点であるクリスマスから3日が経ったが、原発の稼働に異常は発見されず、追加資料の公開も行われていない。
これにより、韓国水力原子力の内部資料公開と原発攻撃の脅威が小康局面に入ったのではないかという解釈も出てきている。
(亜洲経済オンライン)
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