農心「辛ラーメン」"28年ぶりに味∙デザイン全部変わった"

[農心「辛ラーメン」"28年ぶりに味∙デザイン全部変わった" ]


農心は味やデザインを改善した「辛ラーメン」を8月から発売したと明らかにした。

28年間、国内外の消費者に受けた愛に恩返しする一方、食べ物の韓流を先導しているグローバルブランドとしてその地位を強化し、辛ラーメン固有のアイデンティティーをより堅固にして、国内外の消費者により強烈な印象を植えつけるようという趣旨だ。

辛ラーメンの変化は包装デザインから目立つ。新しい辛ラーメンのデザインコンセプトは「単純さ」で、カリグラフィーで処理したロゴ「(辛い)辛」と強烈な赤い背景は強調するものの、それ以外の残りのデザイン的要素は果敢に省略したり、簡素化した。

これは辛ラーメンについて消費者が記憶している連想を分析した結果であり、赤い背景により強烈になった「辛」文字がブランド自体はもちろん、辛ラーメンの特徴である辛い味を視覚的に強調したという評価だ。

また、パッケージデザインの単純化は辛ラーメンのグローバルブランドへと成長を反映した結果だ。一般的にブランド発売の初期には該当商品に対する様々な情報と宣伝文句を入れるが、認知度と好感度が高くなり、ブランドネーム中心のシンプルなデザインに発展することになる。

辛ラーメンの2番目の変化は味で見つけられる。農心はこれまで蓄積された消費者たちの様々な意見を反映して辛ラーメンの原料配合比を最適の水準に調整、麺の食感をさらにもちもちした麺にに変え、汁との調和も一層高めた。

また、農心は麺が伸びる現象を緩和するノウハウを開発、辛ラーメンにまず適用した。

農心の関係者は"辛ラーメン特有の辛い味はそのまま維持しつつ、牛肉の深い味は一層豊かにした"と説明した。

また、"一層良くなった辛ラーメンの品質を目で、口で同時に感じることができるだろう"と話した。

辛ラーメンは1985年国内市場の占有率1位になった農心が市場支配力をさらに拡大するため、1986年10月に発売した戦略製品で、以後農心の確固たる独走体制を可能にした原動力だ。

辛ラーメンは発売後2013年まで国内累積販売量230億個、一列に並ばせた場合、地球を105周回ることができる膨大な量が売れた製品だ。今も世界90カ国余りで年間7000億ウォン分が販売されている、韓国の辛い味を知らせる大韓民国の代表食品だ。

農心の関係者は"辛ラーメンのパッケージを全面的に修正したのは1986年の発売後、28年ぶりに初めて"とし、"新たなデザインとアップグレードされた製品力で年内に輸出国100カ国の突破という業界初の新紀元を画する"と話した。
 
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