[韓国旅客船沈没事故]セウォル号の船長ら、船員専用の通路から脱出


セウォル号沈没の際に、乗組員は携帯無線機や内線電話を使用して危機状況を共有しながら、従業員専用通路から脱出したという事実が明らかになった。

セウォル号沈没合同捜査本部によると、イ·ジュンソク船長は、船舶が60度以上傾いた16日午前9時40分ごろ、ブリッジに一緒にいた1等航海士、機関長などに「退避せよ」と命令した。

この船長の命令は、無線機を持っていた一部の乗組員に伝達された。船員たちは「立ち入り禁止」と書かれた船員専用通路を利用して上方に移動した。これを知らなかったキャビンマネージャーは10時過ぎまで、数回「動かずに待機せよ」との船内放送を流した。

合同捜査本部は「沈没するセウォル号の退避命令は、結果的には乗客には配信されていなかったとみられる」とした。

(亜洲経済オンライン)
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