3社は2012年にアクセスネットワークテクノロジを設立。無線通信や信号を制御する、スマホの「頭脳」とも呼ばれる「ベースバンドチップ」という半導体の開発を進めていた。
ベースバンドチップは世界シェアの約4割を米クアルコムが握るなど、米国勢の優位が目立つ。ほかに中国で人気のある低価格スマホ向けに強い台湾のメディアテックも急成長中だ。これらの海外勢は巨額の投資で競争力を急速に高めている。
資本金は1億円で、出資比率は富士通グループが62.3%、NTTドコモが19.9%、NECが17.8%。
(亜洲経済オンライン)
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