パナソニックは26日、「パナソニック モバイルコミュニケーションズ」が担当する携帯電話事業を見直し、日本国内通信事業者向けの個人向けスマートフォンについて、2013年度下期以降の新製品開発を休止すると発表した。
同社は、携帯電話事業でかつてはトップシェアを争っていたが、スマートフォンで出遅れ、赤字が続いていた。NTTドコモの販売戦略からも外され、今後も業績の改善が見込めないことから、来月以降、個人向けのスマートフォンの開発・製造・販売から撤退することを決めた。
今後は、企業向けの端末などに経営資源を集約させていく。一方、従来型の携帯電話については、事業を継続するとしている。日本のメーカーでは、NECがスマートフォン事業からすでに撤退していて、パナソニックの動向に注目が集まっている。
(亜州経済オンライン)
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