韓国農林畜産食品部は4日、2011年3月の福島第1原子力発電所の事故以来、先月末までに基準値以上の放射性物質が検出された国産農産物はなかったと明らかにした。
計2461の国産農産物に対し放射能安全性調査を実施した結果、すべてが安全基準を満たしたという。
同部は安全検査で、基準値以上の放射性物質を含む農産物が発見された場合、直ちに現場で廃棄する方針。
最近、韓国ではインターネットやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で、日本産水産物が福島原発から流出した放射能で汚染されているなどのうわさが広がっている。
同部の関係者は「国産農産物を安心して食べられるよう放射能安全管理をさらに強化する」と述べた。
(聯合ニュース)
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