韓国中部、忠清北道清原郡の五松で3日午前、美の祭典「五松化粧品・ビューティー世界博覧会」が開幕した。
開幕式は同日午後、開催される。鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相や鄭勝(チョン・スン)食品医薬品安全処長をはじめ、化粧品・美容業界関係者らが出席する予定だ。
開幕式は韓国伝統舞踊団の公演や特殊メークを施した大韓美容師会中央会のビューティーパフォーマンスで始まる。世界ボディーペインティング協会の会長が振り付けを演出し、韓国のトップダンサーらが出演するボティーペインティングとビューティーダンスが披露される。
展示・体験館には午前から来場者が詰め掛けた。「ワールドビューティー館」ではクレオパトラや黄真伊(ファン・ジニ)など歴史上の美女のメークを再現。「ヒーリング体験館」ではカラーセラピー(治療)、サウンドセラピーなどで日々のストレスを緩和させる体験を楽しめる。
メークやヘアスタイルなどを体験できる「ビューティー体験館」、韓国の美を紹介する「韓流文化館」、先端科学技術と化粧品・ビューティー産業が融合した「生命ビューティー館」も来場客でにぎわった。
「ビューティー産業館」では世界の化粧品企業など約300社がブースを設け、来場客を対象にPR活動を展開した。化粧品を20~60%安く販売する「ビューティーマーケット」には女性の客足が絶えなかった。
会場周辺に造成された5万8000平方メートルの庭園では観賞用のケシや菜の花などが満開となり、博覧会をより盛り上げている。
多彩なイベントも開かれる予定だ。6日は「童顔・異色美選抜大会」が行われ、毎週末には人気歌手の公演が開催される。
(聯合ニュース)
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