ソウル・弘大でホテル建設ラッシュ 

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音楽やアートの街として若者に人気のソウル・弘大地域で、急増する外国人観光客に対応するため相次いでホテルが建設されている。

同地域に先月上旬オープンしたブティックホテル「ホテル・ザ・デザイナーズ弘大」は客室数が80室で、オープン4週目にもかかわらず稼働率は85%を誇る。このうち50%近くは外国人宿泊客で、多くは英語圏や中国語圏、東南アジアからの観光客だ。

また「ザ・ベニキア・プレミア・マリーゴールド・ホテル」は、韓国観光公社が運営するホテル予約システム「ベニキア」の加盟ホテルとして同地域に今月4日、オープンした。

亜洲グループも同地域にホテルを建設する計画だ。同グループ関係者は「(金浦空港や仁川空港と同地域をつなぐ)空港鉄道が開通し、明洞地域の有名ホテルが弘大に移動してきている」と話し、今後も同地域でホテルの新築・増築ラッシュが続くと見通した。

香港企業も近く若者をターゲットにしたホテルを同地域に建設する予定だ。

同地域でホテル建設が相次いでいるのは2010年に空港鉄道が開通したためとみられる。仁川空港から入国した外国人観光客が空港鉄道を利用しソウル市内に向かう際、最初に通る繁華街が弘大であるため、空港鉄道の開通後からゲストハウスなど比較的安価な宿泊施設が相次いでオープンした。

同地域にはソウル市内各地につながる地下鉄2号線も乗り入れる。若者の街として外国人観光客にも人気の地域だけに、今後もホテル建設が見込まれる。

(聯合ニュース)


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